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ハチミツ

やおい好きの腐女子のブログ。今は、海外の刑務所ドラマ「OZ/オズ」の囚人カップルに萌えてファンサイトになっています!仲間募集中!

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海外オリジナルSlash小説の感想 ~⑩~

さて、久しぶりに海外オリジナル・スラッシュ小説の感想を書こうと思います。
溜まっていた感想をまとめて書いたので、今回は紹介する量が多く、ジャンルも作風もバラバラです。
記憶を蘇らせながら感想を書いた部分が多いので、間違ってるところがあるかもしれません。もしミスに気づいたらこっそり教えてくださいませ。

では*読む前の注意*
・ここで言うスラッシュとは、海外の男同士の同性愛小説(英語)のことです。
・男同士の同性愛、やおい、腐女子というのが苦手な方は、読まないように。
・あくまで独断と偏見による個人的な作品の感想です。読み間違いによる勘違いや誤解があるかもです。
・感想には、大なり小なりネタバレが含まれています。

以上のことでも、大丈夫、興味があるという方は続きをどうぞ


「Monsters inK」シリーズ4作目(各巻・別カップリング)
Fangs For The MemoriesFangs For The Memories by Astrid Cooper

ジャンル:現代ファンタジー、異星の獣人
カップリング:異星から来たライオン人種の殺し屋Tajan×一般の人間の弁護士Ray
属性:押しの強いライオン人種攻め×常識人な短髪黒髪メガネ受け(受け攻め固定)

*あらすじ*
弁護士のRaymond O’Connorは、吸血鬼Bas(Sebastian)が作った組織Monsters inKに雇われた関係で、吸血鬼や獣人の世界の人たちと関わることになった。そして、Rayは、友達になった獣人Leydanと吸血鬼Jaidynのカップルに頼まれ、五日間の留守中、彼らの飼っているネコの世話のために彼らの家に泊まることになったのだった。Rayは、早速その家に移るとネコのGyngの世話をしながら、密かに副業にしているロマンス小説の執筆をすることにした。その夜、執筆中のRayは壊れる物音に気づいて、その音のする部屋にクリケットの棒を武器に持って向かうと、Rayの目の前にいた侵入者は、見たこともない翼を持った大きなライオンであった。そのライオンは、Rayを見ると武装した男の姿に変わり、RayにLeydanはどこにいると尋ねた。Leydanは留守だとRayが答えると、なんとその男は、Leydanが戻るまでこの家にいると言いだし、傲慢にも食事と寝床をRayに要求するのだった。いったいこのライオン男は何者で、何のために来たのか?Rayは、外出中のLeydanが家に戻るまでの間、この見知らぬ危険そうな男と無事に過ごせるのだろうか?

*感想*
獣人萌え&出会いのシチュエーション重視な私としては、この話はほんと面白くて良かったです!
ネコ人種の住む星から兄弟を連れ戻しにワープゲートを使って地球にやって来たTajanと、普通の人間の弁護士Rayが、5日間の間、同じ家で同棲することになってしまう展開がまず面白いですし、全体にユーモアがちりばめられた話で、二人の会話のすれ違いぶりはほんと愉快です。
誇り高いライオン人のTajanが地球常識ではハズレまくりな言動をするのにRayが振り回されて慌てるシーンは、面白いですし、好きに振る舞おうとするTajanをなんとか抑えようと頑張るRayの気苦労や困惑ぶりもとっても可愛いです!
それに、家にいる普通のネコGyngとの二人の関係もとっても可愛いくて、ネコ萌えづくしな内容です!(笑)

始めから運命のメイトとして引き合うという話じゃなくて、惹かれあう過程を描いている点もとっても良いです。最初は誇り高くて傲慢な態度だったTajanが、Rayのことを好きになると、殺し屋スキルを使ってRayに内緒で裏工作したり、気遣ったり、口説こうとしたりと頑張るのが可愛いです。それに、真面目でナイーブな面があるRayがその口説きになかなか落ちないというのがまた良いです(笑)シリーズの途中の作品なので、単品で読むと人間関係が分からない部分もありますが、単品でもこの話は十分に楽しめると思います。

*萌えポイント*
・Tajanが住むネコ星と地球の服装・文化・常識の違いが面白いvネコ星では、男はズボンははかないとか、ベッドで寝る時は服を着ないとか、長風呂をするとかその他いろいろ面白いです。そして、Rayがいちいち地球に合わせて直させようとするのが面白い(笑)
・ネコ科特有の動作とか言動とかの描写が萌えますvTajanがゴロゴロ喉を鳴らすシーンとか、普通のネコのGyngと仲良く話たり遊んだりしているシーンが可愛くてたまりません!


「Brook Street」シリーズ3作目(各巻・別カップリング)
Rogues (Brook Street, #3)Rogues by Ava March
ジャンル:歴史系、貴族もの
カップリング:Robert Anderson×Linus Radcliffe
属性:ストレート×ゲイ(リバ設定)

*あらすじ*
1822年、ロンドンの社交界で注目の二人の美貌の貴公子RobertとLinusは、長年の親友で、互いの住まいも目と鼻の先にあり、頻繁にお互いの家に寝泊まりし、ベッドで一緒に眠るほどの仲であった。だが、二人は恋人ではなく親友という関係で同意していた。だから、Robertは、特定の恋人を持たずに、貴族の婦人たちの間で浮名を流し、Linusは夜ごと違う男と遊んだ。だが、ある日、Robertは、Linusが他の男を口説くこと、他の男と楽しんでいることに我慢ができない自分に気づくのだった…。

*感想*
Ava Marchは、19世紀初頭の貴族ものロマンスをよく書く作家で、雰囲気作りや話運びが上手い作家です。別シリーズの「Bound by Deception」は日本語にも翻訳されてます。
私は、この作家の作風は好きなんですが、BDSMが好きじゃないので、「Bound by Deception」は趣味に合わなかったのですが、今回の話は、BDSMじゃないので、エロも楽しめて良かったです!
リバ設定なので、受け攻め固定派の方には勧められませんが、長年の親友同士の貴族の二人が、一方はオープンゲイで他方はストレートなのですが、普通だったらゲイの方がストレートに片思いというところから話が始まるのに、この話では、ストレートがゲイの方にアプローチをかけるという捻りのある展開になっていて面白いです!
文章は丁寧だし、雰囲気があって飽きずにじっくり読めます。親友から恋人展開が好きならお勧めですv
シリーズものの途中ですが、単品で話を読むのにそれほど問題はありませんでした。

*萌えポイント*
・長年ストレートと思っていた方がゲイの親友を落とそうと頑張る点


The Rebuilding YearThe Rebuilding Year by Kaje Harper
ジャンル:ちょっとしたミステリー、30代と40代のストレートの男同士のロマンス
カップリング:Ryan Ward×John Barrett(受け攻め固定)
属性:気の強い元消防士の年下攻め×人の良い年上受け(オヤジ受け)

*あらすじ*
消防士だったRyanは、火事場の事故で大きな負傷を負い退職した。Ryanはキャリアをやり直すため、大学に入り直した。
ある日、不自由になった片足を引きずりつつ、大学の教室に向かっていたRyanは、階段で転げ落ちたところを、近くにいた庭師のJohnに助けられたことで、Johnと知り合った。その後日、Ryanは、ルームメイトと生活の折が合わずに困っていることをたまたまJohnに話したことで、Johnの持つ大きな家の部屋一つを借りれることになった。その日から、RyanはJohnと暮し始め、徐々にJohnの人柄や家族との軋轢などの問題を知ることになり、Johnの持つ孤独にRyanは自分の持つ孤独が共鳴していくのを感じた。この居心地のいい二人の共同生活は、しかし、大学で起きた女学生の自殺を機に揺れ始める。

*感想*
なんと言うか、まったりした心地いい話です。二人とも過去にいろいろあって苦しさを経験したいい年の大人なので、互いへの思いやりがあるし、共同生活も互いを尊重して理解しようとしているあたり、友人関係として見ても微笑ましいです。
長い話で、二人の恋愛部分については進行度が遅いし、お互いにストレート設定なのに、感情の変化がよく分らないと言う点で、ロマンスものとしては刺激が足らない感じですが、Ryanがしっかりした頼りがいのあるキャラで、年上だけど頼りない感じのJohnをしっかりサポートするところが、微笑ましくて好きです。それに、普段は控えめな感じだけど積極的な面もみせるJohnのキャラにも萌えました。年上受けの誘い受けは、本来あんまり私の好みじゃないんですが、このJohnは可愛いから許せます(笑)

*萌えポイント*
・年上のオヤジ受け


Battle of HeartsBattle of Hearts by Valentina Heart
ジャンル:異世界ダーク・ファンタジー、獣人とバンパイアの戦争世界
カップリング:人狼族の首領の一人Valerian×ジャガー獣人の戦士Teddy
属性:俺様攻め×意地っ張り受け・強気受け(受け攻め固定)

*あらすじ*
ヴァンパイアと人狼族の戦いは長く続いていた。
人狼族の首領の一人で名の知れた戦士のValerianは、仲間の戦士を引き連れて、バンパイアの拠点の一つを襲撃した。その拠点の中に捕らえられていた獣人たちの中から、Valerianはメイトを発見する。しかし、全く望んでいなかった事態にValerianは困惑する。見捨てるわけにもいかないが、メイトと認める気にもなれない、いったいどうしたらいいのだろうか?

*感想*
私の好みは、受け攻めどちらのキャラの性格と見た目も強くて男前というのが好きなので、両方が戦士設定なのにまず萌え、次に、運命のメイトという設定で恋愛関係が始まる獣人同士なのに萌えた話です。
獣人メイト設定が私のお気に入りなのは、なんと言っても、このメイトになるキャラというのが、普通だったら絶対に恋愛関係にならないだろうと言えるような対立キャラの間で恋愛が成立するからなのですが、今回の話も、人狼族の首領の一人Valerianは、戦争以外に興味がない冷たく傲慢な男で、偶然に助けたTeddyが自分のメイトだと知っても、保護はしつつも無視しようとするし、一方のTeddyも、バンパイアへの復讐に燃えているためにメイトに興味はなく、Valerianが、自分を保護しようとすることを邪魔に思って腹を立てていて、お互いにメイトと認めることを拒否しているという点に萌えますv 何しろ、どんなに拒否してもメイトの絆の影響は強くて、お互いに自分の気持ちにもがくことになるという点が良いです。あと、傲慢なValerianの方が先に折れて、Teddyを守りたがるというのに萌えますvやっぱり攻めが積極的なのは良いですv

ただし、好みじゃない点としては、話の初期に、Valerianが他の男を性欲処理のためだけに抱くシーンがある点と、Teddyが話の途中でアレルギー反応によって、半獣人の姿のままになってしまうという設定がある点です。獣人ものは、獣姿と人の姿とはっきり分かれているのが好きなので、ちょっとイメージ的な点でマイナスでした。それ以外は、設定上あやふやなところはあるものの、血なまぐさい戦争やダークな世界の雰囲気がよく伝わる文章で読みやすく気に入っています。

*萌えポイント*

・攻め×攻めっぽい組み合わせで、どちらも強気な戦士キャラ

海外ドラマ「OZ」のファンなので、刑務所設定の話は読まずにはいられないということで読んでみました。
良くできた話ですが、ディズニー的なハッピー・エンディングものではないです。
「タイタニック」「ウェストサイド・ストーリー」ぐらいの悲劇エンディングですが、心には残る話です。
ProtectionProtection by S.A. Reid
ジャンル: 刑務所内の愛
カップリング:グループのボスで強くて気は荒いが根は優しい囚人×無実の罪で収監された若くハンサムな元医者の囚人
属性:残酷さと優しさの二面性を持つ攻め×真面目で健気な受け(受け攻め固定)

*あらすじ*
1931年アメリカのWentworth刑務所に、Gabriel MacKennaは収監された。その時から、Gabrielはサバイバルの知恵と強さを身に着け、刑務所内で地位を築いた。五年後、新聞で妊婦を殺害したと報じられ有名になった産科医Joey Cooperが同じ刑務所に収監された。Joeyは、若く金髪の白人でハンサムな青年だった。凶悪な罪人たちの格好の餌食に見えた。Gabrielは、Joeyにすぐに目をつけた。慰み者にするにはちょうどいい。軽い気持ちで、Gabrielは、金でお膳立てを整えると、シャワー室で一人シャワーを浴びる無防備なJoeyに近寄って行った…。

*感想*
レイプから関係が始まるというのは、BLでは王道ですが、スラッシュではめったになく、あったとしても、リアル趣向なために、レイプの描写は痛々しくてBLのようには萌えれない。この話も、その例にならって、前半は恋愛なしで痛々しい力関係で二人の関係はじまります。でも、根は悪い奴じゃないGabrielが途中から反省して、Joeyに仲直りを申し出た後辺りから、二人の間に友情が芽生え、それが恋愛に近い感情になっていく描写がとても良いです。
Gabrielのキャラが最初は怖くて残酷な感じなんですが、その後はすっごく愛情深い、思いやりのあるキャラになっていて好きになってきます。正直、OZのケラーさんより良い人です。それだけに、GabrielとJoeyが刑務所の中で出会わなかったら、ハッピーエンドな話が読めたかもと思うと、切なくなって涙がでそうになりました。
良くできた話ですが、読んだ後は、能天気な話が読みたくなるほど、切なくなります。

*萌えポイント*
・過酷な状況での刹那の純愛


Fair GameFair Game by Josh Lanyon
ジャンル:ミステリー、犯罪捜査
カップリング:赤毛のベテランFBI捜査官Tucker Lance×元FBI捜査官Elliot Mill
属性:俺様っぽい攻め×強気受け(受け攻め固定)

*あらすじ*
膝の負傷が原因で、FBI捜査官のキャリアから退いたElliotは、大学で学生に教鞭をふるいっていた。そんなある日、大学の男子学生が謎の失踪をし、大学では事件が大きくなる前に解決したいということから、元FBIのキャリアを持つElliotに内密の捜査が依頼された。Elliotは失踪事件を調査する中で、元恋人のFBI捜査官Tuckerが同じ事件の捜査に当たっていることを知る。過去の苦い思いを抑えつつElliotは、Tuckerと共に事件に関わることになった。果たして、Elliotは、Tuckerと協力して事件を解決できるだろうか?失踪した男子学生はどこにいったのだろうか?

*感想*
元FBI捜査官の主人公が元彼のFBI捜査官に、事件を通じて再会するという展開の話。
俺様っぽい攻めの元彼×強気受けな主人公と私好みのカップリングで良かったです。
Josh Lanyonは、文章運びが上手くて、ミステリー系の面白い話を書く作家で、とても好きな作家の一人です。ただ今回の話は、犯人捜査ミステリーとロマンスの比が6:4という感じでミステリーの筋が強いので、ロマンス小説を読んだ気にならないのが物足りないです(苦笑)話は面白いけど、その点がちょっと残念。でも、ミステリー好きならお勧め。

*萌えポイント*
・かつての恋人と対立しながらもよりを戻していく過程



まだ読んでいないけど、近いうちに読もうと思っているスラッシュは、
TyとZaneのFBI捜査コンビが活躍する「Cut & Run」シリーズの5巻目「Armed & Dangerous」
この「Cut & Run」シリーズは、とっても男前なFBI捜査コンビでかつカップルのTyとZaneが活躍するシリーズで、ユーモアとアクションが混じっていてほんとBL版ハリウッド映画みたいな内容です。
ただし、リバ・カップル設定なので、受け攻め固定派の人はご注意を。
Armed & Dangerous (Cut & Run, #5)Armed & Dangerous by Abigail Roux









それにしても、驚いたのは、もうシリーズ6巻目の表紙とタイトルが発表されてたこと!マジですか!
Stars & Stripes (Cut & Run, #6)Stars & Stripes by Abigail Roux








あと、↓の話もすごく評価が高いので、読んでみようと思いますv
「PsyCop」シリーズと同じ作者で、吸血鬼ものみたいですv
HemovoreHemovore by Jordan Castillo Price




では、今回はここまで。次回もまたお楽しみに~☆
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