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ハチミツ

やおい好きの腐女子のブログ。今は、海外の刑務所ドラマ「OZ/オズ」の囚人カップルに萌えてファンサイトになっています!仲間募集中!

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古い漫画を読みなおして新しきを知る!

現在の社会問題になってるテーマを扱う記事は、この趣味のブログの趣旨からして不適切と自戒しているのですが、今回は漫画のレビュー絡みということで書こうと思います。

さて、その漫画の作者は、ご存知の方も多いはずの有名な女性漫画家、山岸涼子(やまぎし りょうこ)さんです。

知らないかもしれない方に簡単に紹介すると、最近では、話題になったバレエ長編漫画「テレプシコーラ」を書かれていたし、古くは有名な古代日本の歴史長編BL漫画(と言っていいのか?)「日出処の天子」や、怪談系ジャンルの最恐漫画の一つ「私の人形は良い人形」など多数の漫画を描かれた素晴らしい漫画家です。
ちなみに、上記の作品はどれも私のお気に入り漫画です。特に「日出処の天子」は、飛鳥時代の古代歴史ロマンと美麗な王子と家臣の毛人との関係に心躍りはまりまくりました。今でも「毛人のバカー(T△T)」という強い思いが残ってるぐらいです(笑)それにしても、この頃の私の同性愛系作品趣味は美青年や美少年間のものだったんですよ。しかも今と違ってプラトニック愛を支持してました。なので、萩尾望都さんの「トーマの心臓」や木原敏江さんの「麻利と新吾」の学園青春ものも大好き(今でもこれらの作品は大好き)。吉田秋生さんのアクション系の「BANANA FISH」も大好き。おっと、ちょっと話が脱線しました。この方向で話し出すと止まらないので今回はここで止めておきます。


さて本題に戻って、山岸涼子さんは人気漫画作家として長く活躍されているので、上の作品は読んでいる方は多いかと思いますが、短編の漫画作品となると読んでない方が多いかなと思います。特に古い短編漫画で社会問題を扱ったものとなると読んでないか記憶に残ってないことが多いと思います。私は後者でした。当時は子供だったということもあってそうゆうテーマに興味を持たず、さっと読み飛ばしていたからです。

今日、たまたま目について、山岸さんの古い短編漫画集「パエトーン」を家の本棚から取り出して読んだのですが、その表題作「パエトーン」という短編漫画が、まさに今現在大問題になっている「原子力発電」の危険を警告している内容だったのです!あまりにタイムリー!しかも、この作品はなんと今から23年前も昔、1988年雑誌「ASUKA」5月号に掲載された作品なんですよ。

この「パエトーン」は読むと、原発の仕組みの危険性や必要性の疑問が恐ろしいほど分かりやすく、詳しく漫画で描かれています。正直に言って、テレビで説明されるのよりもずっと分かりやすいです。これを読むと、原子力発電の不経済性と温排水公害、そして放射能のリスクの高さ、人体への影響についてや、停電リスクについても、送電網の遠距離化による故障リスクや送電線の送電能力が電線の遠距離化で低くなる点などで、原発自体が停電のリスクを高めているいう指摘がされていて、これを読むと、どうして戦争をはじめたの!と子孫として私が大戦当時の日本人に対して抱いた腹立ちと同じで、予想できたのにいったいどうしてこんな不利益な原発を大惨事が起こるまで作り続けることを許したの!?とこの先、子孫に聞かれても申し訳ない気分になってしまいます。

恥ずかしながら、この漫画を読みなおす前までは福島原発の事故があったとはいえ、全国の原発を廃止するというのは感情的な極論すぎやしないかと思っていたのですが、考えが改まりました。無知とは怖いものです、反省です。
今、原子力発電に関しての書籍は注目を集めていますが、短編漫画で分かりやすい、山岸涼子の「パエトーン」の一読をお勧めします。今読むからこそ得るものが多い漫画です。

↓が私が持ってる版。帯を見ると当時でも大反響があったと知るのですが…
パエ

↓今も買える「パエトーン」が再録された短編集↓


ついでに、山岸涼子さんの漫画で他に私が好きなお勧め、古代エジプトや古代エジプト神話ものv
 
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| 未分類 | 22:23 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

こんばんは。
「パエトーン」。。
自分も同じ表装のを持っています!!
今回の事があって直ぐに親と子どもに読ませました。
知らない不安と、知識が少しでもある上での不安は初期行動に違いが出ると思ったので…。
神話にたとえての良作ですよね。
「火は水で消せるじゃない。。」の件が凄く怖かったです。

原発絡みではありませんが、スイス政府が国民に配布している「民間防衛」という冊子も良書ですよw
新型Fluの時は公立病院勤務でして、フェーズ発動後すぐに市内から感染者も出たので現場の混乱と対応が凄く学べました。
行政は全くアテになりません。
普通は起こりうる事態(エラー)を想定して、そうならない様にシステムを構築していくと思うのですが、行政は過去に起こった事以外はそんな事態になるまで「面倒だから」と放置します。

| おかざきクマこ | 2011/07/29 23:34 | URL |

ウェルカムです おかざきさん
 
> 「パエトーン」。。自分も同じ表装のを持っています!!
> 今回の事があって直ぐに親と子どもに読ませました。

おかざきさんも持っていらしたんですね!
しかも、事件の後すぐにこの漫画の事を思い出したなんてすごいです。これを読むと確かにニュースより事故の様子が分かるし、危険性も分かります。知識があると余計な不安や無知による行動は防げますからね。

> 「火は水で消せるじゃない。。」の件が凄く怖かったです。

ええ、ほんとそうですね。今はとくにこの事実に心が震えます。
熱を下げるために水をかけるという作業でも、放射能の危険は下げれない。リスクが高すぎる力で生活するのは止めるべきだと心から思います。

> 原発絡みではありませんが、スイス政府が国民に配布している「民間防衛」という冊子も良書ですよw

おお!中立武装国家スイスが国民向けに配布してる冊子の日本語訳版って売ってるんですね!
永世中立国家というから武器を持たない平和主義かと思いきや、国民皆兵みたいな意識の武装国家だと知ったのは大学に入って軍事専門家の本を読んでからでした。その時にそうゆう国民向けのマニュアルがあると書いてましたが、翻訳されてたとは知らなかったです。ぜひ読んでみます!教えてくれてありがとうございます!

>行政は全くアテになりません。

確かにそうですね。そうなってしまう行政内の問題は多様でいて深刻です。今のシステムだとこれから先も変われないでしょう。
それよりも、国民一人ひとりが意識して自己防衛的に知識を高めていくのが良いでしょうね。心得があるのとないのとでは違いますから。いっそ「民間防衛」の冊子を各家に配布したらいいかもですね。

ではでは、コメントをどうもありがとうございました!(^^)/

| はちだんご | 2011/07/31 14:13 | URL |















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