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ハチミツ

やおい好きの腐女子のブログ。今は、海外の刑務所ドラマ「OZ/オズ」の囚人カップルに萌えてファンサイトになっています!仲間募集中!

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刑務所ドラマ「OZ」 +妄想話+

さて、前からブログの横のスペースに妄想話の内容についてアンケートを置いていたのですが、投票してくださったみなさんどうもありがとうございます! 引き続きアンケートは受付ておりますので意見をくださる方は投票してくださいませ。

さて、そのアンケートによると現時点で甘い系とギャグ系の話を希望する票が同じ数でした。
ええ、判断し難いことになってました。思わぬアンケートの罠です。
それで決戦投票しようにも結局自分でするしかないということで、勝手に決めさせてもらいました。
今日の妄想話は一応ギャグ系です。次は甘い系で書こうと思います。

では、いつものように注意です。

*注意*
・この話はやおい話です。男同士の同性愛前提です。ただしこの話にお色気シーンはないです(笑)
・拙い話です。あとギャグなのでキャラはおバカになりがちです。
・ビーチャーとケラーはカップルです。
・ドラマの状況や展開の影響はこの話にはないです。

以上の条件でもいいよという寛容な方は続きをどうぞ。
~~~~~~~~~~~~


「クリス、何か荷物が来たのか?」
ポッドのベッドで寝転んで本を読んでいたビーチャーはゆっくり起き上がると小包を持ってポッドに入ってきたケラーに聞いた。
ケラーはポッドに入ると下段のベッドに座っていそいそと小包の包装を解きながら返事をした。
「ああ、俺の愛しのボニー(二回結婚した元妻)が約束の物をちゃんと送ってくれたんだ。」
ビーチャーは興味津々に顔をベッドから出して見下ろした。
「・・・へぇ、何? 靴下とか?」
「ああ、それもあるな。だがもっと大事な物さ」

「ふ~ん・・・」
急に不機嫌な声を出したビーチャーに気づいてケラーは見上げた。
「・・・・ん?トビー、どうしたんだ?」
ケラーが聞いても返事をせずにビーチャーはベッドに引っ込んでごろんと寝そべった。
そして手にした本を傍に放ると、天井を眺めて不満げに鼻を鳴らした。
「なんでもない。・・・よくシリンガーがお前の荷物を無事に通したよな。俺のは一切通さないのに・・・不公平だ」
ビーチャー宛の郵便はすべてシリンガーによって検閲された上にほとんど中身は手元に来なかった。

それを知っているケラーは苦笑を浮かべて慰めるような声で言った。
「ああ。ベイビー、拗ねるなよ。俺もタダで通してもらったわけじゃねえんだぜ。10ドル支払ったんだ。」
「・・・金で話がつくなら俺はいくらでも支払えるのに。」
ビーチャーの拗ねた声が小さく聞こえた。

ケラーは小さくため息をつくと少し思案する顔をした。
「まあ、因縁があるからな・・・。なあ、トビー。それじゃあ、今度から俺名義で荷物を送ってもらえよ。クリス・ケラー家のトバイアス宛てとかで」
そう言ってからケラーはかなり良い案だなと思った。いっそトバイアス・ケラーならさらにいい。
ケラーはその案に思いをはせて悦に浸って頬を緩めたが、すぐに上からビーチャーの冷たいツッコミが降ってきた。
「ケラー、それでも俺あてだとアーリアンにばれたら同じだろ!それに、俺がお前の奥さんみたいな書き方は嫌だ!」

ケラーは少し機嫌を悪くしてフンと鼻を鳴らした。
「だったら、現状に我慢するしかないな。」
「もっと他にアイデアないのか?」とビーチャーが聞いてきたが
「ないな。」とケラーはそっけなく言った。
実際には他の手はいくらか思いついていたが黙っていた。
トバイアス・ケラー作戦はケラーには捨てがたい名案だったからだ。

ビーチャーがケラーの提案について本気で思考して沈黙している間、ケラーは小包の包装を解くと中身をベッドの上に出した。
その品々を見てケラーは満足そうな笑みを顔に浮かべた。
やっぱりボニーは出来た女だとケラーは思った。
それからケラーはまた上を見上げるとビーチャーに言った。
「おい、トビー。機嫌直せよ。ボニーに頼んで送ってもらった荷物の中にはお前へのプレゼントもあるんだぜ」
「え! ほんとうか!?」
「ああ、ベイビー。俺だけってのは悪いだろ?」
「クリス!」
ビーチャーは弾んだ声をあげると上段のベッドからストンと降りてきた。
子供のように目を輝かせているビーチャーを見てケラーは笑みを深くした。
「これさ。開けてみろよ、トビー」
「ありがとう!クリス」
ビーチャーは嬉しそうにケラーから品物を受け取った。

「おっ、Tシャツ? ちょうど新しいのが欲しいと思ってたんだ。クリス、ありがとう。さっそく着てみるよ!」
「ああ、ちなみにまったく同じシャツがもう一枚俺用にあるんだ。ペアルックになっていいだろ、トビー」
「ハハハ、クリス。それはいいな」
ビーチャーは軽く笑って答えるとTシャツを包装ビニールから出して広げた。
するとビーチャーの笑みは一瞬で固まった。
「!!!・・・クリス、このシャツのプリント文字は何のつもりだ!!?」
Tシャツを見ながらわなわなとかすかに体を震わせてビーチャーはケラーに聞いた。

ケラーは笑みを浮かべたままビーチャーの負のオーラに気づかない様子で言った。
「ん? いい出来だろ?世界に一組しかないオーダーメイドTシャツだぜ? どうしたトビー、着ないのか?」
ビーチャーはケラーのほうを向くと赤い顔で怒鳴った。

「バカケラー!! こんなの着れるわけないだろ!!!」

頭ごなしに拒絶されたケラーは一気に顔を曇らせて怒鳴り返した。
「なんだと!? どうしてだ!? せっかく俺がボニーに注文して荷物を送ってもらった上に、さらに金を払ってアーリアンに通してもらってまでしてお前のために用意したプレゼントだぜ!? 俺の愛の努力を否定するのか!?」

ビーチャーは気を静めるようにすうっと息をすってから強い口調で言った。
「ケラー、もちろんお前の愛は嬉しいよ!
 でもな!
シャツの中央にでかい文字で、”I  Chris ”なんてプリントしているTシャツを着てエムシティで普通の顔して生活なんてできるわけがないだろ!! 」

ケラーはそれに真顔で強く言い返した。
「考えすぎだ、トビー! たかだかTシャツだぞ?! 俺は平気だ。それに都市を愛してるって宣言しているTシャツだってあるだろ!あれを着てみんな平気なんだぞ!どこが問題だ!」

ビーチャーは眩暈がした。ケラーは素で言っている。
「お前はおかしい!!おい、ちょっと待て。このTシャツと同じTシャツを自分用に持っているって言ってたな。文字って同じなのかそれとも・・」
ビーチャーが言い終わらないうちに
「ああ、お前とまったく同じだぜ。別々にすると余計に金がかかるからな。」
さも当然だというようにケラーはさらっと言った。
ビーチャーは半分呆然としてケラーをまじまじと見た。
「・・・自分を愛してるなんて書いてるTシャツを平気で着るなんてどういう神経して・・・俺は信じられん!」
そう言うとビーチャーは手に持ったTシャツを見下ろしてハアっとため息をついた。

ケラーはビーチャーの様子を見てディープブルーの目を鋭くした。
「トビー、まさか着ねえとは言わねえよな?」
「・・・・。」
無言のビーチャーに腹を立ててケラーは低く唸るとベッドから立ち上がった。
「トビー!俺はお前の愛のためにしたんだぞ!?俺を愛していないのか!?トビー?!!」
ケラーに真剣な顔で詰め寄られてビーチャーはうろたえた。
こんなTシャツを普段着に着るのはビーチャーの理性では無理がある。
だが、ケラーは強引で我ままのくせに、心は傷つきやすい。
それにせっかく用意してくれた気持ちは無下にはしたくないとビーチャーは思った。
「・・・・分かった、分かったよ!ケラー! このシャツは寝間着に使うよ。それでいいだろ?」
ビーチャーがとっさにそう言うと
「おお・・それは、なかなかいい使い方だな。さすがトビーだ。」
ケラーはあごを右手で撫でながら目を細めた。
ケラーの思惑では、Tシャツの文字は他の囚人への警告のためにつけたのでビーチャーには普段着に使って欲しいところだった。だが、ビーチャーが”I  Chris ”のTシャツを着て寝ている様子を思い浮かべると・・・ケラーはなんとも言えない満足感を感じた。

場の空気が緩んだのでこのまま穏便にこの話を終えようと思ったビーチャーはケラーに微笑を向けた。
「まあともかく、Tシャツをくれてありがとう、クリス」
「ああ、どうってことないさ、ベイビー。でもまあ、次も期待していいぜ。」
ケラーが嬉しそうにそう言うのを聞いたビーチャーは目を見開いた。悪い予感がした。
「ケラー!! ”俺の物”とかなんとか主張しているようなTシャツはいらないぞ!」
ケラーは腕を組んでビーチャーを見つめると
「だが、トビー、主張は重要なんだぜ?」と言ってニヤッと笑みを向けた。
ビーチャーには気の毒なことだが、もうすでに他のTシャツは注文済みだったのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「いいか!エムシティの新しい規則を発表する! 派手なイラストのTシャツは禁止!主張文字入りのTシャツも禁止だ!使用可能なのは無地のTシャツだけだ!いいな!」
マクマナスが監視室からマイクで発表した。
それを号令にして看守たちが次々に囚人たちのポッドに入りTシャツを没収していった。

「ほらみろ、ケラー、いつかこうなると思ったんだ。」
ビーチャーは傍に立っているケラーに顔を近づけると耳打ちした。
ケラーは渋い顔で唸った。
「くそっ、マクマナスの野郎、勝手な奴だ。・・・だが、予想外にエムシティで主張Tシャツが流行ったのが誤算だったな。アーリアンやアデビシたちは分かるが・・ムスリムやサイードまで真似するとは思わなかったぜ。」
「ああ、コーランをTシャツにプリントするまでは想定の範囲内だったけどね。」
そうビーチャーは言うと、ケラーと二人してこっそり笑いあった。

*End*

ええ、おバカな話です。プロットってなんでしょう?(涙)
さて、私の頭の中ではいろんなTシャツが登場するのですが、文章にするのが上手くいかないのでOZでどんなTシャツが流行ったのかはみなさんの妄想にお任せます。ちなみに、私が妄想するムスリムのTシャツはサイード様の顔プリントTシャツです!もちろん、みんなおそろいで着るのです。どこかのアイドルの応援団みたいに(笑)
さて、↓に”I Love Chris”Tシャツを着たビーチャーさんのイメージを描いてみましたw
乙女な感じになったのはケラーさんビジョンだからです(笑)
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それにしても、OZではあんまりTシャツで文字の入ったのとか派手なのって着てる人いなかったですよね。
不思議・・・。シリンガーが南部軍の国旗柄Tシャツをビーチャーに渡していたけどそれぐらい?
それはそうと、”I  Oz”をプリントしたTシャツはあったら欲しいです(笑)
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| OZの妄想小話(SS) | 19:35 | comments:4 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

こんにちわ。新作面白かったデス!
ビーチャーのTシャツイラストが、かなりかわいくて動揺しました。こんなおじさんいたら死ぬ…かわいすぎて…。
しかし、オライリー兄弟はどんなTシャツだったんでしょ??気になりマス★ミスサリー(でしたっけ?あのTV番組)のTシャツとかでしょか??
また次作を楽しみに待ってマス!でもこーゆうお話考えるのって、かなり大変ですよね??気長に待ってマスから★

| おろち | 2010/06/23 19:19 | URL |

ウェルカムです おろちさん(^▽^)

楽しんでもらえて嬉しいです!
Tシャツイラストも喜んでもらえて嬉しいですv
私も脳内のケラーさんも、ビーチャーさんは可愛い!とう贔屓で見ているのでこうなりました(笑)
でも、実物のビーチャーさんも顔形が童顔なので写真によってはほんとキュートです!
まさに可愛い系のおじさんです。でも、髭を生やすといっきに見た目がワイルド系になるというギャップも素敵ですねw

> しかし、オライリー兄弟はどんなTシャツだったんでしょ??気になりマス★ミスサリー(でしたっけ?あのTV番組)のTシャツとかでしょか??

そうですね!
シリルならミス・サリーの番組のぬいぐるみ(ヌーターとベッキーかな)のキャラ絵Tシャツを喜んで着てそうですねw想像すると可愛いですし、似合うでしょうね~。ライアンにカラーで何着かもらっているかも。
でも、ライアンはTシャツの流行を商機ととらえてせっせと他の囚人からTシャツ受注をして儲けていそうですね。商売大好きな人ですから(笑)だけど、もし自分用のTシャツを作ったら普通に愛国者としてアイルランド国旗Tシャツかな~と思います。ライアンは私の中では真面目キャラですので(笑)

> また次作を楽しみに待ってマス!でもこーゆうお話考えるのって、かなり大変ですよね??気長に待ってマスから★

そう言ってもらえてとっても嬉しいです!ありがとうございます(*^▽^*)
妄想ネタにはそれほど困らないのですが表現する文章を考えるのが大変ですね。いっそ脳内映像を動画にしてブログに張れたら楽なのにと思います(笑)
また次の話は時間がある時に書きたいと思いますのでお待ちくださいませ。

ではでは、おろちさん コメントをどうもありがとうございました(=^▽^=)ノ~

| はちだんご | 2010/06/23 21:11 | URL |

もう次のTシャツまで注文ずみとは…w
無地のTシャツしか使用禁止になっちゃったのは残念でしたが
きっとケラーさんのことだからまた何か考えてくれることでしょう♪
楽しいお話ありがとうございました☆
(乙女なビーチャさんもとっても可愛いです!>▽<)

| あけぼの | 2010/06/28 13:02 | URL |

ウェルカムです あけぼのさん(^▽^)

> もう次のTシャツまで注文ずみとは…w
ええ(笑)ケラーさんは用意周到です。
それに自分が良ければビーチャーの意向なんて気にしませんから(笑)

> きっとケラーさんのことだからまた何か考えてくれることでしょう♪
そうですねw
次はタトゥシールかもしれません(笑)ビーチャーの腕か背中にこっそり張るでしょうね(笑)

> 乙女なビーチャさんもとっても可愛いです!
そう言ってもらえて嬉しいです(*^^*)
でも、こうなっちゃうのも画力のせいなんですよ(苦笑)
ビーチャーさんあまり彫が深くない顔なので、適当に描くと幼くなっちゃうんです。
なので、今回開き直って乙女にした次第です(笑)

ではでは、コメントをどうもありがとうございました(^▽^)/~

| はちだんご | 2010/06/29 10:35 | URL |















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